

新作ドレスコンペ・制作プロジェクト
愛グループにはオリジナルのブランドがあります。アパレルブランド「BRANM」と「THE LOVEL COSTUME」は、愛グループの結婚式場でのみ着ることができる特別なドレスをプロデュース。これらのブランドでは多様化するお客様のご要望に応えるため、年に一度新作ドレス開発プロジェクトを実施しています。社内コンペで選ばれたメンバーたちが、久保田リーダーの指揮の下、ゼロからのドレスづくりにチャレンジしました。
MEMBER PROFILEメンバープロフィール

衣裳スーパーバイザー久保田リーダー
元々は教員志望でした。アルバイトで愛グループのスタッフがいきいき仕事をしている姿に憧れ入社を決めました。入社後はコスチュームアドバイザーとして3年間経験を積んだのち、新しい式場のオープニングスタッフとして店舗最年少のチーフに就任。現在はスーパーバイザーとして企画制作、研修、新店舗開業から広報まで担当し、「BRANM」と「THE LOVEL COSTUME」の魅力を広めています。

ブライダル事業 衣裳部大下さん
コンペという形式が、好奇心旺盛な私にとって楽しかったです。大好きなドレスの制作にかかわれて夢のようでした。

ブライダル事業(横浜) 衣裳部三宅さん
自分の考えたドレスで、担当の花嫁様を誰よりも可愛くしたいと思い応募しました。

ホテル事業部(名古屋) 衣裳部新原さん
コンペは自分の想いを形にする貴重なチャンスです。新卒1年目から毎年コンペに参加しています。

業務課 衣裳管理係(大阪)梶井さん
プロジェクトでは品質やコストの管理を担当。メンバーが存分に想いを実現できるようサポートしました。





新作ドレスコンペ・制作プロジェクト
新作ドレスコンペ・制作プロジェクトは、普段は店舗で働くコスチュームアドバイザーが、自分たちでドレスを考案・制作する取り組みです。出来上がったドレスは実際に愛グループの式場で販売され、花嫁様に選んでいただけます。「自分で考えた衣裳で、自分の担当の花嫁様を可愛くしたい」、「なにかを“創る”仕事をしたい」……それぞれの熱い想いを胸に、ドレスづくりに挑みました。


「ドレスで選ばれる式場」へ。このブランドを、愛グループの“強み”にする。
プロジェクトの目的について教えてください。
- 久保田:
- オリジナルドレスを愛グループの“強み”に成長させること。「このドレスを着たいから愛グループで式を挙げたい!」と思っていただくには、お客様の要望をキャッチアップした魅力的な新作の開発が欠かせません。初めは外部のディレクター・デザイナーと共にドレスをつくっていましたが、もっと社内のスタッフの力を伸ばしたいと、社内プロジェクトを推進しました。いずれは完全に社内のみでデザインしていけるくらい、力のあるスタッフを育成していきたいと考えています。
- 三宅:
- 私がプロジェクトに参加したのは、自分が担当する花嫁様を誰よりも可愛くしたかったからです。日々お客様に接するコスチュームアドバイザーだからこそお客様の声を叶えつつ、トレンドを取り入れたドレスを考えることができると思います。「何年後に写真を見てもおしゃれな花嫁」を目指して、理想のドレスを実現するため参加しました。

プロジェクトの進め方で工夫したことはありますか?
- 久保田:
- 今回選出されたメンバーは、横浜・名古屋・福岡の式場のスタッフ。距離が遠い中での打ち合わせは大変なこともありましたね。
- 大下:
- オンラインのミーティングが主だったので、生地を直接触ってニュアンスを分かってもらうことができず苦戦しました。イメージに近い写真を探したり、言葉選びを工夫したりして、伝える力が鍛えられたように思います。
- 新原:
- 私はメンバーの中で一番社歴が短く、自分の意見を言えないことがありました。周りのアイディアに圧倒されることが多かったんです。でも、せっかく自分の想いを実現するチャンスだから、他の方の言葉を聞きながらも自分の感想を強く持とうと意識しました。段々自信を持って話せるようになり、成長できたと思います。社歴に関係なくアイディアに耳を傾けてくれたメンバーに感謝しています。
- 大下:
- たくさん発見がある交流でしたね。異なる店舗で働いていると、良いと思うドレスがちょっとずつ異なるんです。ドレスは着る環境とマッチして大きく魅力を放つので、本格的な教会を思わせる大聖堂とコンセプチュアルなチャペルでは、合うドレスが異なります。他にも、夜景を背景に力を発揮するドレスにしたいか、海沿いで輝くドレスにしたいのか……議論を重ねる内に、ついには「私たちが求めるドレスとは?」といった究極のテーマへ話が広がりました。
- 梶井:
- メンバーはコンペを勝ち抜いた、いわば全スタッフの代表選手。みんな自分の意見をしっかりと持っていて、どの企画も真剣さがひしひしと伝わってくるものでした。
- 久保田:
- それでも自分の意見にこだわりすぎず、互いの良い所をどんどん融合していたと思います。確かな感度を持ち、本当に良いものを創ろうと、同じ方向を目指すメンバーが揃っていました。
達成感や手応えを感じるのはどんな時ですか?
- 新原:
- やっぱり、ドレスを実際にお客様に選んでいただけた時!ドレスができるまで様々な工程があると知ったからこそ、より想いを込めてお勧めできるようになりました。
- 三宅:
- 花嫁様が「すごく綺麗!」と着てくださる瞬間がたまらないですね。ドレスはつくって終わりではなく、花嫁様に満足いただいてこそ。そのため魅力を最大限に引き出すトータルコーディネートが、コスチュームアドバイザーとしての腕の見せ所でもあります。
- 久保田:
- ドレスを花嫁様に選んでいただくプレゼン力・販売力の向上はこれからの課題ですね。各店舗のコスチュームアドバイザーに向けて勉強会を開き、ドレスの魅力や着こなし方を伝えています。
- 大下:
- ご結婚式当日に、実際に花嫁様が身にまとってキラキラしているお姿が見られたら、きっと100%の達成感が得られると思います。ゲスト様の歓声があれば200%!予約してくださったお客様のお式の日が待ち遠しいです。
- 梶井:
- メンバーが思い描くドレスを実現しお客様の元に届けられるように、納期や品質管理を徹底していたので、皆さんがお客様からお褒めの言葉を頂いているのは嬉しいです。これからも現場のスタッフからのSOSには全力のサポートで応えていきたいと思います。
自分で創るから、強くなる。夢に繋がる道を選ぼう。

今回のプロジェクトで学んだことは何ですか?
- 新原:
- ただ課された業務を淡々とこなすだけか、それとも自分の夢や目標に繋げて楽しんで取り組むかで、得られる経験値は遥かに変わると学びました。コンペに挑戦するか、ミーティングで積極的に発言するかなど、プロジェクトへの関わり方一つ取っても選択肢であふれていました。一見大変に見えてもチャンスだと思える方を、これからも選んでいきたいです。
- 大下:
- プロジェクトに参加するまでは、ドレスの色や形など、見て分かる特徴をお客様にお話していましたが、制作過程を知ったことで、どんな想いが詰まったドレスなのか、なぜお召しいただきたいと私たちが願うのか、より熱意ある魅力発信ができるようになったと思います。
- 久保田:
- 「自分もドレス制作に関わりたい」と憧れて勉強するという良い流れが、社内全体に浸透してきたように思います。人に任せることでその人の成長になると実感したので、自身で抱え込まず周りのスタッフの才能を伸ばしていきたいです。
今後の夢・展望についてお聞かせください。
- 新原:
- いつか、自分の出した案がそのまま形になるくらい、ブランドコンセプトにマッチした素敵なドレスを考えたいです。自分がゼロから創り上げたもので誰かの気持ちに寄り添う仕事をしたいと思っています。
- 梶井:
- プロジェクトがスタートして、店頭にドレスが並ぶまで8~10カ月。そして多くの方に着ていただき、役目を終えて衣裳倉庫に戻ってくるのは、何年も後のこと。一着一着の歴史を見守りたいですね。このプロジェクトで生まれたドレスたちが、多くのお客様に愛され、たくさん着ていただけることを願っています。
- 久保田:
- 大きな夢は、トレンドの発信源であるニューヨーク・ブライダル・ウィークで、最先端のドレスを買い付けること。後輩たちのためにも、海外へ買い付けに行くという道筋を会社に残したいと考えています。

学生の方へメッセージ!愛グループの良いところって?
- 久保田:
- 冠婚葬祭の専門知識がなくても、一から学んで成長できるところ。結婚式や葬儀は、現代社会で形を変えつつありますが、人生の節目に向き合う人の気持ちは時代を経ても変わりません。ぜひ愛グループで、冠婚葬祭の世界に飛び込んでみてください。
- 三宅:
- 常に新しいことにチャレンジしたい人にぴったりな環境なこと。日々タイプの違うお客様と出会うので、この方にハマるご提案は何か、より説得力のある言い回しは……と、毎日が新しい刺激と学びの連続です。
- 大下:
- 全国のスタッフとの垣根を越えたグループの協力体制には感動するはず。定期的に研修会が実施されるなど、スタッフ間のコミュニケーションが取りやすいので、多くの仲間と切磋琢磨できます。
- 梶井:
- キャリアを積んだ後は、まったく異なる事業部へのジョブチェンジにも挑戦できるところ。自分の思い描くキャリアビジョンを叶えられる場所が必ずあると思います。
- 新原:
- ただのサービス業ではない、最高に面白い仕事ができるところ。たくさんの想いに触れ、温かく寄り添い、形にする唯一無二の仕事です。ご自身の心身を大切に、就職活動が実りあるものになるよう心から願っています。